午後から雲が多く、寒さも加わってきました。入り口にフクジュソウを新たに植えつけました。
クリスマスローズの葉が寒さにあって枯れてきたので切っているとなんと、キタキチョウが越冬していました。彼らはクリスマスローズが春先まで葉が残っているのを知っていてここで越冬するのです。生き物の知恵はたいしたものです。でも彼らはそれを自分で確認できるほどの生命の長さはないのにです。
キタキチョウは成虫で越冬しますが、生存確率は余り高くないそうです。ですから、写真を撮った後、切ってしまった葉や、残った葉をまた戻してやり、風で飛ばないように木の枝を何本か刺してやりました。
雄は成虫で越冬しないものもいるようです。調べてみるとやはり生存と子孫確保のリスク分散のようです。秋に受精したメスは生存確率が倍くらい高いそうです。それは受精による栄養確保だそうです。
越冬した雄の方は春に交尾するのです。弱い生き物はそのための生存戦略を工夫しているのした。