コナラの木の樹液に集まる昆虫

昨日に引き続き昆虫の話題。今日も一時日差しも出てまあまあの天気でした。様子を見ると昨日はいなかった新顔もいて見飽きません。

 

まずは花の写真から、メキシカンハット、もう一ヶ月くらい前から咲いています。思ったより花期が長い。ソンブレロのようでおもしろい花の形。

 

 

カラマツソウ、山にあるものとはだいぶ形が違います。でも、小さくて可憐。なかなか増えません。

 

 

 

 

 

 

ハナオクラ、おおきな花直径16cmありました。この花が咲くと我が家の庭では秋が来たなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さてこの日はカナブンが三種類、カナブン、クロカナブン、アオカナブンと勢揃いしました。クロカナブンが穴に頭をつっこんで樹液を吸っていますが、そこへヒメスズメバチが来て、どけどけといっている?のですが、相手が甲虫なのでさすがのスズメバチもききめなく、しばらくせっついていましたがあきらめて飛び去りました。チョウチョを追い払えば簡単なのにどうしたのでしょう。

スズメバチの左はサトキマダラヒカゲ、右上昨日もいたミドリカミキリその右はウラギンヒョウモン?羽根がだいぶ痛んでいます。その右上はルリタテハ

 

コクワガタ(メス)。昨年来腐葉土の中に何十匹とカブトムシの幼虫がいたのですが、成虫を一匹見ただけでどこに行ってしまったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

キタテハ(右)、ゴマダラチョウ(左)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは何?

 

 

 

 

 

 

 

スミナガシ(メス)

 

 

 

 

 

 

 

これは上の写真の翌日、すなわち8月21日、今日の新顔はアカボシゴマダラ要注意外来生物です。今日北軽井沢で昆虫の講演があったので講師に聞いたところいろいろなところで見られるようになっているとのことでした。この講演はとてもおもしろくて会場の笑いが絶えない有様でした。聴衆の感性もよかったのではないでしょうか。アリが家に入って来るという質問に、大量でなければ殺さない方がよい。アリが来るということは餌があるということで、ダニやその卵など食べ尽くせばいなくなる。それらが増えれば子供がいろんな反応をするようになったりする、とのことであった。ゴキブリのことも、いやだからといってみんな殺してしまったらどうなるか、石炭紀のころからの生き物が病気にもならず、厳しい環境を生き抜いてきたものには人間に役立つものがあるかもしれない。生物は多様性が大切なのだということを学んだ一日であった。